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タイトルは、まんま監修の谷垣氏のコラムから頂いてしまいました。

四不像とは、東西南北どこからも「みたことがないもの」という意味だそうです。ドニーさんが「任せるけど とりあえず四不像」みたいに言うそうです。

「見たこと無い物(凄いもの)を作りたい」そんな思いはクリエイターとして共通ということでしょう。

内容は普通に面白いです。
現にドニー・イェンにも香港アクション映画にも難色を示すスーパーバイザー「D」も、拾い読みのつもりが暫く熱中しておりました。(彼は映画は好きだからかもしれないが)

よくある芸能人の自伝ものではなく、彼の人が体感・体現してきた映画哲学が読めるとでもいいましょうか。(オマケにゴーストライターでもないらしい。)

付録のDVDも、「俳優だから」のオマケではなく、文章(特に翻訳もされているし)では伝わらないものを補足する手段として付けたという感じになってて、とても良いものでした。
劇場映画にパンフレットがあるような感じ。

あと、日本での出版にあたって監修は 谷垣氏に「好きにやれ」と仰ったそうですが、このへんもドニーさんが「日本に向けての表現」を考慮したような気もします。

おかげで、注釈(中にはドニーさんが見たら「なんじゃこら」と言いそうなことまで)を読めば、香港アクション映画に興味のない人も、有る程度分かる(そして笑う)と思われます。

ドニーさんのクリエイター、そして芸術家としての姿勢にも心打たれるものがありましたが、更に谷垣氏のコラムに広東語に見られる「香港人」の資質みたいなのは、どんづまりの状態の自分に とても励みになりました。

私も「橋(きう)」を大事にやってこうっと。

※「橋」とは。
コラムにあった「コンセプト」(核)に例えられている言葉。

あと、地味ですが、本のタイトルの書体と、自分のHPのタイトルの書体が偶然一緒だったので、小躍りしました。ほんまに蛇足ですな。
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