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体調不良にあかしてAXNで鑑賞しましたが、よく出来てました。

流石のアンドリュー・ラウ&アラン・マック。

原作厨はどーのこーの言うてますが、あれを映画として練り直してる手腕は相当な物。
香港映画ファンには嬉しいキャスト(わからん人にはわからんみたいですけど)&絶妙のキャスティングで、見応えも充分でした。

原作に近くしたければ、文太役(とうふ屋のオヤジ)をアル中気味(映画中でも、別にアル中ではない。ただの飲んだくれを装った「実は凄い人」キャラ。ただし、どうやら「そう」見えた観客が多いようだ。)の暴力オヤジのキャラにせず、配役をサイモン・ヤム辺りにしたらええのでしょうが、キャラ立ちを考えたらやっぱ、アンソニー・ウォンなんだよなぁ、やっぱり。
文太の友人のGSのオヤジにはケニー・ビーも出てて、こーゆーのちょっと嬉しいですね。

ちゃんと香港映画してて「食事」と「ゲロ」シーンもあったので、個人的にはお気に入りになったのですが、鈴木杏の起用「だけ」が、変な評風を誘う遠因な気がしてしょーがないの。
ドン・ジェでも使ってれば…と思ったりさ。
割り切って(?)香港・台湾系俳優だけししてくれりゃー良かったのにという気がしてなりません。

演出なんかも、日本を割と大事にしたイメージで カットを撮ってあったりして、ワイルドスピード3なんかのバカっぷりとは 一線を引く感じ。

「新たな旅立ち」を迎える風のラストシーンも賛否両論ですが、続編作る気 満々みたいですし、これはこれで。

総評としては「エディソン・チャンとアンソニー・ウォン」に全部持って行かれた映画ですが、漫画原作を「きちんと映画にする」ってのでは新鮮でした。

最近は映画が漫画化してたりするのが凄い気になるんですけど、日本映画界では自国の漫画すらちゃんと映画のモチーフとして扱える力量が無いのが悲しいな…。
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