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今では「わいせつ写真流出俳優」として有名になってしまったE・チャンが、ノーパンの娘っ子に「オッサンのパンツ」をはかせるシーンが むやみに目についてしまったりしますが、内容はひたすらバイオレンス。

突っ込みどころは結構いっぱいあるんですけども、脚本のアラのレベルは「少年マガジン」ぐらいなので、気にしなければいいところです。

なんと言っても、サム・リーの存在で救われてる映画ですが、「狗」にやられた報復を、自ら狗の土俵まで行って決着を付けるというくだりは良かったんですが、最終E・チャンが娘の腹を切り裂いて赤子を取り上げる時、サム・リーはただ横で犬死に状態ってのはなんだか微妙にやるせない感じ。

このエンディングでは、E・チャンのキャラに肩入れしてないと辛い。
なのに、サム・リーが勝ってしまっとるものですから、あそこで諦めずにもう一刺しさせて欲しかったと思ってしまいました。

まぁ、生き残った方が、辛い未来も、明るい未来も ごちゃ混ぜで待ってるんですし、サム・リーは あそこで死んで解放された方が良かったんですかね?やっぱ。

マガジンやチャンピオン読者の中学・高校生男子あたりが見て「おー、すげー」とか言いそうな映画でございました。
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