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昭和の香りのする アメリカB級の半端なSF風(SFと言い切ると、失礼だ)アクション映画に疲れたので、香港映画「忘れえぬ想い」を見ました。

主演のセシリア・チャンはこれで賞を取ったそうですが、やっぱりラウ・チンワンの演技が光る作品だと思います。
監督のイー・トンシンのお気に入り(?)の二人だけあって、演技的には申し分なく、生活臭の漂いまくる地味な感動作になっています。(いい意味で)

イーさんはエンターテイメントを盛り込むのが微妙に下手というか、持ち味じゃない人ですので いわゆる香港娯楽映画を期待すると ちょっと肩すかし喰らうと思います。映像もウォン・カーウァイほどお芸術でもありませんし。
香港情緒が等身大で伝わる色合いの映像です。

婚約者が死んだのにあまりの突然さに「泣けない」シウワイ(セシリア)。
婚約者が「強く生きろ」と言い残したというファイ(ラウちん)のウソをきっかけに 異常なほど意固地になるシウワイ。
シウワイがファイに恋愛感情を抱き始めたとたんに、自分の過去に卑屈になり、臆病さが出るファイ。

リアル過ぎます。

「素直じゃない」事が共通項の二人は、最後出会うきっかけでもあり、お互いが重い過去として背中に背負い込んでいたいたミニバスを同時に売り払う事でやっとゼロから始められるということで この映画は終わるんですが(浜村純)あらすじや結末を知った上でも 感情の起伏の表現などが 結構丁寧に描かれているので その辺を是非見てさい。

ラインの部分は選択すると反転しまス。
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