忍者ブログ
ブログというよりコラムです。こっそりリンクあります。お探しあれ。
[5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10]  [11]  [12]  [13]  [14
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



英語の字幕で見たから、半分くらいしか話が分かってない気もしますが、多分そんな難しい話でもなかったと思います。

「カンフーが強くなれば、嫁に行けないと言われた「豆腐花(トゥファ)屋」の看板娘・詠春(ウィン・チュン)が、強くなりすぎて ほんまに嫁に行けなくなった頃、やって来た若い未亡人に看板娘を譲り、その未亡人を狙ってやって来た山賊と対決する内に 10年経って帰ってきた幼なじみと紆余曲折あったけどハッピーエンドで嫁に行く」てなとこでしょう、多分。

豆腐花ってよくは知らないんですが、甘いおやつのようなもんらしいです。(柔らかめの豆腐に密をかけて食べるようです。)
話の内容も、なかなかスイートでございましたよ。

最初は10年振りに詠春に会いに帰ってきたらしいドニーが豆腐花屋の看板娘(=未亡人)を詠春と取り違えていたのにもかかわらず、何やかんや言ってちゃんと「本人」が分かるくだりに感動しました
幼い恋の思い出を、きちんと覚えていた男。いやぁ かっこいいッスね。

ドニーさんが呑気な役柄やってることって あんまりないみたいなんですが、普通に楽しく見られてよかったです。

ちなみに、監督はユェン・ウーピンなんで、そつなく香港映画の王道です。なもんで、アクションはなかなか激しいのですが、この手の映画に珍しく(?)女性主人公なせいかあんまり首が飛んだり腕がもげたりしまくることはなかったですので、お子様にもお勧めできます(笑)

早回しがどーのとかヤボなこた 言いっこナシで、ミシェール姉さん(詠春)やド兄さんの美しく快活な殺陣をお楽しみ下さい。

まっとうな詠春拳の説明はこちら
PR


久々に見ました。劇場にも見に行った記憶があります。
映画的に「よく出来てる」と思いますが、CGはショボいです。(時代的にも仕方ないですが)

全体的にそつなく、かっちりまとまっていますので、逆に地味かもしれませんが、派手なハリウッド大作や、感動大作なんかが大嫌いなので気にいっているのかもしれません。

まず、脚本ありきで始まってるだけに、脚本はなかなかしっかりしてます。監督が更に練り直しもしてるようです。
キャストも考えまくったようで、人種の差を旨く利用したキャラクター設定も効いていると思います。

今回、DVDならではの特典として監督の音声解説を聞いて(実際は字幕なんで「読んで」)みたのですが、「観客側からの反応」を考えに考えて作ったというだけあって、「この時こうだった」とか「こうしたかったが止めた」とか、「こんなつもりはなかったけど、こうなった」なんかの制作の裏側が知れて面白かったです。
クリエイターならではの悩みやらがうかがい知れたとでもいうのかな?

あとは、デザイナーなどを経てから監督をやったという経歴から、色々なことを経験するのは本当に為になるんだなぁとも思いました。(実際、色彩や映像のカット、角度、照明なんかも拘っていたらしい)
シーンを繋ぐにあたって「つじつまが合わなくなるのは絶対にダメだ」ということで、何度もやり直したということから、「自己満足と勢いでやってはいけない」という事も言っていました。

私は映画を作っている訳ではありませんが、作品制作の上で非常に参考になりました。

主演のマーク・ウォルバーグがこれまた主演の極大射程が日本で封切りされましたが、“ビッグ・ヒット”が彼の「初のアクション映画」ということらしいです。(予算の都合で、本人がスタントほぼ無しで撮影されたらしいですが)
「極大射程」の監督さんは黒人さん、「ビッグ・ヒット」の監督さんは香港人らしいのですが、両方とも彼に無茶をやらせた割に「マークがこなしてくれるので」系の発言をしているのも興味深いです。
マーク・ウォルバーグって、意外と「いい役者」なんだな。

前出の「ショボいCG」を使ってもらわなければ、ビルから突き落とされてたかもしれなかったそうです。
(危なすぎるので、一部から猛烈に反対されてCGになったそうですが、香港側の人間は「金がかかる」と言って強行しようとしたらしい。よかったね。)

そのお陰か知りませんが、ディパーテッドではアカデミー助演男優賞にノミネートされてました。(元となったインファナル・アフェア3部作には居ないオリジナルキャラの役でしたが)
他の主演作「ブギー・ナイツ」も見ましたが、これもなかなか良かったし。

全く話が飛んでしまいますが、監督さんの解説のおかげで、ルー・ダイアモンド・フィリップスがヒスパニック系ではなくフィリピン系(本当はフィリピン・ハワイ・スペイン・アイルランド・チェロキー・中国の六ヶ国の混血。国籍はアメリカ。)という事を知りました。

メキシコ系の役をやってる事も多いのに、メキシカンの血は入ってないそうです。
う〜ん、びっくり。


やっと発売になったとみえてアマゾンさんから届きました。

作中に出てくる「女優」(肩書きが【女優】として出てくるのは彼女だけ)が友人なので、こちらを知りました。

ドキュメンタリーなので、彼女は演技はしておらず、演技指導の一環で甲野先生に教えられているという状況でした。

きっかけはともあれ、こちらの身体操詐術というのは凄いです。俗っぽく言えば「気」とかになるんでしょうか?彼女が出ているというだけでもなく、単純に興味もあったので見た訳ですが、甲野先生の技(抜刀とか体術とか)は、速いし、無駄がない。まさに武術家といった動きをされます。しかも加工ナシ。

「古武術」というカテゴリにされてますが、作中で「命かかってますからね」と仰る通り、効率的で かつ効果的です。

話が飛ぶのですが、最近カンフーものばかり見ているので、シンクロして考えてしまったのですが、意外と共通するものもあるようです。

勿論、映画の殺陣なんで、そのものズバリとは行きませんし、中国と日本の差はあると思いますけど「武術に於いて【活法と殺法は表裏一体】」という真理は共通なんじゃないだろうか、と。

その昔、国語の読解力を記述で答える問題に、答えがいくつもあるのに対し「事実は たくさんあるが、真実は一つ」と言いきった国語教師の言葉を思い出してしまいました。

ただ、「映画」っていってしまうとちょっと物足りない。参考資料っぽく捉えさせて頂きたいです。



知る人ぞ知る、アメリカのTVドラマ「V.I.P.」。

パメラ・アンダーソンというプレイメイト出身のロックな おねーちゃんが主演でございました。

当時は確か「ベイウォッチ」と掛け持ち&トミー・リーの奥様だったので、ベイウォッチ小ネタやらがあったり、名義が「パメラ・アンダーソン・リー」だったりとかするんですが、まぁ、そんなことはさておき。

ホットドッグスタンドのバイトという設定のバレリー(パメラ)が、ひょんな事から社長に逃げられたボディガードエージェンシーの「顔役」になって 珍騒動…というのがおおまかなストーリー。

マフィアのドンの孫で海兵隊上がりの銃・爆弾・自動車マニアのニッキーCIAKGBを渡り歩き、殺し屋でもあったりした 離婚歴4回の狙撃&ヘリ操縦の名手のターシャ、元プロボクサーのクイック、ハッカーでオタクのケイ、そして後から 元香港映画のアクション俳優でカンフーの名手、ライダーでもあるジョニーも加わり、その通りの「VIP」をガードするというのが毎回のお話です。

ほんまもんの有名人がカメオ(「その人物役」として出演すること)で沢山でてくるのと、濃いぃメンバーで暴れたおすので、マイアミ・バイスやらAチーム、おねーちゃんがいっぱい出てくるのでチャリエンにはまってた方にはお勧めします。

バレリーが転身するきっかけは、実はナンパなんですが、貧乏生活から一転して 事務所の金を使い込む勢いでド派手にファッショナブルになっていったりもします。

きっかけはどうあれ、やってきた運は生かし方しだいよな~と思わさせられますねぇ。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ(シリーズ)は
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカからタイトル・イメージをパクっているだけかと思い、とりあえず弁髪イメージが先行して見てなかったのですが、ウィキペディアで読んだところ、実在の人物の伝記から派生したストーリーなんであることを学習しました。(したところでどうともならんが)

清朝末期に活躍した実在の武術家である黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)というくだりから、大岡越前遠山の金さんを連想しました。
そのドラマ通りの活躍を 当時していたかどうかはさておき、人気の有る人物を題材にフィクションがたくさんあるんではないかという感じなんでしょか?

まぁ、他にはジェット・リー(李連杰・リーリンチェイ)の“当たり役”っていうイメージもありましたが。

とりわけアクションスター好きだという訳でもないので、たまたま目にとまった格好いい俳優さんのノリで、ドニー・イェンもの見てるんですが、ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ「天地雷鳴」は、そのシリーズの中でも黄飛鴻が脇に回ってるという ちょっと外れた作品だったようです。
他にある「外伝」付き作品は黄飛鴻の周囲の人間が主人公だという、いわゆるスピン・オフってヤツのようですね。

さておき、「天地雷鳴」で、アメリカ帰りのヒロインが英語で「delayed no more」(日訳:「二度と 遅れないでね」)と言ったら、「中国語で違う言葉」に聞こえてビックリされるというネタがあったんですが、これって日本でいうところの「掘ったイモいじるな(What time is it now?)」と同様のネタなんでしょうかね?

ちなみに「(“門に小” 漢字が出ません)你老母(ディウレイローモゥ)」とは 英語で言うところの「fuck your mother」や 日本での「おまえの母ちゃんデベソ」(ちょっとこれでは可愛い過ぎで、結構きつい目)というような意味になるそうです。

忍者ポイント
バーコード
恩師著作物
おためし中
1クリックで何かある
Copyright © RUMBLEFISH BLOG All Rights Reserved.
Powered by Ninjya Blog / ブログテンプレート by naminorito
忍者ブログ [PR]